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幻の果実「ポポーの育て方」月ごとの栽培方法について日本一詳しくご紹介

目次

ポポーの植え付け・剪定・種まき・水やり・収穫など月ごとの育て方について

幻の果実とも呼ばれる「ポポー」ですが、おうち菜園などでも育ててみたいな!
と思う方も多いのではないでしょうか?
・月ごとの今回はポポーの育て方
・ポポーの生育に適した環境についてをご紹介していきます。

ポポーの生育に適した環境とは?

ポポー(アシミナ・トリロバ)は、北アメリカ東部原産の果樹です。
しかし日本でも栽培が可能なんです。
今回はポポーの生育についてとポポーの生育に適した環境について詳しく説明します。
ポポーの生育を安全にしていくために大切な気温、気候や湿度などの観点でご紹介していきます。

ポポーの生育・栽培に適した気温・気候

ポポーは温暖な気候を好みますが、耐寒性も高く、-30℃まで耐えることができます。
そのため、日本のほとんどの地域で栽培が可能です。
特に、寒冷地でも冬越しができるため、北海道の一部地域を除いて屋外での栽培が可能です。

ポポーの生育・栽培に適した湿度・天候

ポポーは乾燥に弱いため、適度な湿度が必要です。
特に若木のうちは水切れに注意が必要で、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えることが重要です。
夏場は朝夕2回の水やりが推奨されます。

ポポーの生育・栽培に適した土壌

ポポーは水はけが良く、かつ水持ちの良い肥沃な土壌を好みます。
やや粘土質の土が適しており、鉢植えの場合は赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜると良いでしょう。
地植えの場合は、深さ30cmほど耕し、腐葉土を3割混ぜてから植え付けます。

ポポーの生育・栽培に適した日当たり

ポポーは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日光が十分に当たる場所で栽培することで、健康な成長が期待できます。

ポポーの生育・栽培についてのその他のポイント

  • 植え付け: 落葉期の11月から2月が適しています。根鉢を崩さずに植えることが重要です。
  • 肥料: 植え付け時に有機質配合肥料を元肥として与え、
    その後は3月、6月、9月に骨粉入り油かすや速効性の化成肥料を与えます。
  • 剪定: 落葉期の12月から2月に行い、伸びすぎた枝を切り詰めます。

ポポーは初心者でも育てやすい果樹ですが、適切な環境と手入れが必要となります。

ポポーの生育・栽培方法/月別

1月~2月

  • 植え付け: 苗木の植え付けに適した時期です。地植えの場合、深さ50cm、直径50cmの穴を掘り、完熟堆肥や腐葉土を混ぜて植えます1
  • 剪定: 冬の休眠期に剪定を行います。主幹を切り詰め、4本ほどの主枝を伸ばして仕立てます2

3月~4月

  • 種まき: 種を園芸用ポットに蒔きます。胚を下にして植え、種の頭が見えるようにします1
  • 接ぎ木: 苗木が4~5年目になったら、良い品種の穂木を接ぎ木します1

5月~6月

  • 人工授粉: ポポーは雌雄異株のため、人工授粉が必要です。花粉を筆で集め、雌しべに付けます2
  • 摘果: 実が小指程度の大きさになったら、2~3個に摘果します2

7月~8月

  • 水やり: 夏は乾燥しやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます2
  • 緑枝つぎ: 8月に緑枝つぎを行います3

9月~10月

  • 収穫: ポポーの収穫時期です。実が自然に落下するころに収穫し、常温で2~3日追熟させます1

11月~12月

  • 植え替え: 鉢植えの場合、2~3年に一度の頻度で植え替えを行います3

ポポーの育て方について、他に気になることがあれば教えてくださいね。

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