DIARYわいわい日記

わいわい広場のこと。2

2019.08.19

どこからともなく降ってきた。
そのアイデアは、この場に新たな物語を紡いでゆくのかもしれません。

はじめに出てきたイメージ。

子どもたちの笑い声。

芝生が広がり、隣には苺園。

・・・

浅間温泉は、温泉地でありながら生活の場でもあります。
保育園や幼稚園、小学校がある、ひとつの街。
この街の主な生業は、温泉によってもたらされています。
そして、温泉の醸す、どこか温かな雰囲気が漂います。

・・・

この地に必要なものは何だろう。

苺園のアイデアを出したのは、ここで育つ子の母親です。
他にも、周囲の人に尋ねてみると
「子どもを連れて行ける場がない」
「子連れで楽しめる温泉地は少ない」
などの声が聞かれました。

「地域の活性化」と掛けて「子どもの笑い声」と解く。

確かに私も「子は鎹」を、強く確信しています。

鎹(かすがい)。
先端の二箇所が尖ったコの字の釘。
2つの木材を繋ぐ。

わが家では、祖父母から子どもたちまでの四世代で、7人が暮らしていますが、その間を取り持つのは子どもたちです。

ジジババは、ひ孫がいる時、よく笑う。
父親は、孫といる時、幸せそう。
妻と私、子どもがいるから頑張れる。

子どもたちは、周りの大人を繋ぎ、笑顔にしてしまう。

子どもの笑い声があるところには、きっと大人の笑顔もあるのでしょう。

親も、祖父母も、曽祖父母も、その友人も、時に人間関係の隔てをも超えて繋いでしまう。

・・・

わいわい広場の芝生も、苺園も、経済活動を生み出すこと以上に、子どもたちの笑い声が聞きたくて、作ってきました。

鎹。

その笑い声が、人と人とを繋いできたからこそ、周囲の大勢の方々、町会、市、そして県からと、多大なご支援をしていただき、形になった場所なのかもしれません。

・・・

わいわい広場のマークは、まゆ玉の形をしています。

西から東にまたがる、松本の形でもあります。

人と人との繋がりも、表しています。

楽しく、たくましく、育ってほしい。
という、未来へのギフト。

あるいは、子どもたちから私たちへの、ギフト。

わいわい広場。

細く、長く、絹の糸を紡いでゆきますように。

直樹